グループポリシーにMicrosoft Edgeの設定項目を追加する手順は以下の通りです。
Windowsの管理ツールを使ってポリシーを設定できるようにするために、まずMicrosoftが提供する管理テンプレート(ADMXファイル)をダウンロードし、それを設定します。
主な手順
Microsoft Edge用の管理テンプレートをダウンロードする

- Microsoft Edge Enterprise の公式ページにアクセスします。
- ダウンロードするEdgeのバージョンを選択し、プラットフォームを「Windows」に指定します。
- 「ポリシーファイルをダウンロード」をクリックして、管理テンプレートを取得します。

規約が表示されるので、[同意してダウンロード] をクリックします。

MicrosoftEdgePolicyTemplates.cabを解凍する

MicrosoftEdgePolicyTemplates.cabは、圧縮ファイルなので解凍する必要があります。解凍するには、WinZip又はWinRARなどの専用の解凍ソフトが必要です。
解凍すると、MicrosoftEdgePolicyTemplatesフォルダができて、その中にさらに「MicrosoftEdgePolicyTemplates.zip」ができていますので、さらに解凍します。
その中に、windowsと言うフォルダがあるので開くと、さらにadmxと言うフォルダが出てきます。

展開したフォルダにある windows\admx フォルダを開き、
msedge.admx
msedgeupdate.admx
を C:\Windows\PolicyDefinitions フォルダ内にコピーします。

同様に、展開したフォルダにある windows\admx\ja-JP フォルダを開き、
msedge.adml
msedgeupdate.adml
を C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP フォルダ内にコピーします。
設定項目が追加されたか確認
ローカルグループポリシーに設定項目が正しく追加されたか確認します。
[スタート] を右クリックして [ファイル名を指定して実行] を立ち上げます。

[gpedit.msc] と入力して [OK] ボタンをクリックします。ローカルグループポリシーエディターが立ち上がります。

左ペインで [コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] とたどると、コンピューターに適用する設定項目が追加されているのが分かります。

同様に、左ペインで [ユーザーの構成] – [管理用テンプレート] とたどると、ユーザーに適用する設定項目が追加されているのが分かります。

以上で完了です。